2022年10月8日　オンライン研修会　「現代の社会保障の動向」

2022年10月8日　オンライン研修会　「現代の社会保障の動向」～介護保険を中心に～を実施しました。

講師は和歌山大学教授　金川めぐみ先生

ズームミーティング形式で　介護支援専門員の方々を中心に35名の方の参加を得ました。

まず介護保険について

介護保険は「普遍化」を実現できたか？　「要支援」が登場しそしてその要支援が総合事業に移行することで受給権が曖昧に

低所得者層が制度から排除されることに　また福祉の市場化は行政の責任をあいまいに

そして次に　社会保障の評価の評価については　世代間対立を招くと

1970年モデル（サザエさんの家庭モデル）に対して　2025年をモデルはどうか

1970年当時は経済的余裕があったが　現在は不安感　貧困　孤立虐待DVが露出　公助から自助へ　の流れに

➡　我々「支援者」は「当事者」にエンパワーメントを与え、「無関心層」に発信する役割がある。憲法第25条をもう一度考えながら伴走型支援を心がける。等　社会保障や人権、援助技術に至るまで目からうろこの研修会でした。

我々医療と介護に携わる者、また患者や利用者の支援に係るものの立場、原理、立ち位置、スタンスが理解できたと思います。

元気が出る研修会でした。金川先生　そしてご参加いただいた皆様　ありがとうございました。