2025年8月21日事例検討会「家族の思いに寄り添う」~重度の方の在宅介護、介護者を疲弊させないために~を...
- 2025.12.04
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2025年8月21日事例検討会「家族の思いに寄り添う」~重度の方の在宅介護、介護者を疲弊させないために~を開催しました
事例検討会「家族の思いに寄り添う」~重度の方の在宅介護、介護者を疲弊させないために~を開催しました
事例報告者 和歌山生協病院サポートセンター 中田 真里 氏(MSW 社会福祉士)
日時:令和7年8月21日(木)18:00~19:30)
場所:和歌山生協病院 5階会議室
主催:和歌山市第2在宅医療・介護連携推進センター
今回の事例の内容は脳血管疾患で倒れた、重介護の母親を、長年在宅で看て来られた長女さんのケース。長女さんは訪問看護や訪問入浴の援助を受けながら長期間にわたり在宅介護をされてきました。そして入退院を繰り返す中でも在宅に固執する長女さん。このままでは、親子ともども倒れてしまうかもしれません。そんな時、MSWのアドバイスで次女さんが長女さんに今までの介護の苦労に対し、ねぎらいの言葉を掛けます。それがきっかけで長女さんは母親を療養型の病院に転院させます。そして今ではその療養型の病院に満足されているようです。
この事例検討会は平日の夜間ではありましたが、市内の訪問看護事業所やケアマネ事業所などから29名の方が参加されました。会場は満杯です。重度の方の在宅介護を支える、訪問看護や訪問入浴等の介護事業所のおかげで家族介護は成り立ちます。そのノウハウについて本事例検討会では意見交換がなされました。
そして最後に、本事例検討会は地元のネットワークづくりとして、情報交換、名刺交換がなされました。盛況に終了しました。
ご参加いただいた訪問看護、訪問入浴、介護支援専門員の皆様、また畑病院長、土生内科部長、サポートセンターのスタッフの皆様、そして事例報告していただいた中田主任、本当にありがとうございました。






